熱中症に気をつけよう!(対策情報まとめ)

大人も子どもも、熱中症に気をつけて

思いっきり外遊びやレジャーを楽しみたい季節が近づいてきました。ところが2020年は新型コロナウイルスの影響があって、なかなか遠くに行きづらいというご家庭も多いことでしょう。また、真夏の暑さを避けたいと思っても、今年はプールや海に行くことが難しく、かといって屋内施設は利用条件が制限されているなど、例年のようには過ごしづらいというのは大きな悩みどころですね。

また、緊急事態宣言による外出自粛によって、数か月にわたって外遊びやスポーツをする時間が減ってしまい、大人も子どもも体力不足などに悩んでいると言われています。体の小さな子どもたちはもちろんのこと、マスクの着用や心身の疲労などから、健康な大人であっても、例年よりも更に熱中症へのリスクが高まっている状況です。

このような状況を踏まえて、熱中症になってしまわないよう、あるいは、なってしまった場合に適切に対処できるよう、事前に情報をチェックして備えておくのはいかがでしょうか。

熱中症の基本知識について

まずは熱中症がどのような状況で起きるか、あるいは起きてしまった場合の対処法などを確認しておきましょう。

神奈川県ホームページ

神奈川県のホームページには、熱中症に関する情報だけでなく、新型コロナウイルスに対応して「新しい生活様式」を意識した情報も発信していますので、チェックしてみてください。

  1. 熱中症に気をつけよう
  2. 「新しい生活様式」における熱中症対策

「教えて!ドクター」

長野県佐久市と佐久医師会によって製作された、子どもの病気とホームケア、病院受診の目安などをまとめたページです。イラストや図表による説明も豊富で、熱中症についても大変分かりやすくまとまっています。

熱中症(教えて!ドクター)

この「教えて!ドクター」は、スマートフォンのアプリとして配信もされています。怪我や病気になった際はもちろん、ちょっとしたスキマ時間に目を通しておきやすくなるので、おすすめです。

熱中症の危険度が分かる「暑さ指数」とは

親子の熱中症を避けるためには、「日々の生活の中で、無理をしない」ということがポイントの一つにあげられます。環境省の情報サイトでは、全国様々な場所の暑さ指数を公開していますので、天気予報と合わせて活用するのはいかがでしょうか。各地域の暑さについて公開しているだけでなく、「子ども(車いす)」「屋内」「体育館」「バス停」「駐車場」など、ポイントごとに想定される危険性を細かくチェックすることが可能です。

暑さ指数(WBGT)の実況と予測(横浜市「通常」)
暑さ指数(WBGT)の実況と予測(横浜市「子ども」)

数字などに興味をお持ちのお子さんがいる場合、親子で一緒にデータを閲覧してみると、熱中症に対する子どもたちの意識も高められるかもしれません。

また、昨今はWEBの天気予報サイトや、スマートフォンのお天気アプリなどにも、「熱中症情報」などが掲載されていることも珍しくありません。チェックする習慣をつけてみるのとよいでしょう。

動画も活用して

子どもたち自身が熱中症について学んでおくことも、大切な予防策の一つとなります。手軽な勉強方法の一つとして考えられるのは、動画を視聴することではないでしょうか。

例えば、横浜市消防局は、若者に人気のアプリTikTokを活用し、災害・病気に関する啓発動画を公開する予定とのことです(今後、公開された場合は追記したいと思います)。

TikTokと横浜市消防局が連携、地震・熱中症に関する啓発楽曲&動画を公開(Yahooニュース)

他にも沢山の動画がありますが、例えばNHKは、熱中症になった時の対応について解説しています。

熱中症の応急処置(NHK)

環境省の「熱中症予防情報サイト」では、より高度な内容を学ぶことができるので、大人でも新しい発見があるかもしれません。

熱中症について学べる動画(環境省熱中症予防情報サイト)

もっと小さな子に向けた動画も多数ありますが、例えば、次のような短いものが分かりやすくて良いかもしれません。

気をつけよう!熱中症!【こども園児による熱中症対策PR動画】(奈良市動画チャンネル)

その他、子ども向け知育チャンネルなどでも情報発信していることがありますので、お子さんの興味や関心に応じて探してみてください。

※このページは適宜更新いたします。